ネイルパーツをシリコンで簡単に手作りできる?【シリコンモールド編】
- オーナー
- 11月15日
- 読了時間: 5分

<ネイルパーツをシリコンで簡単に手作りできる?>
ネイルアートで自分だけのオリジナルパーツを作れると、好きなアートが手軽に出来て嬉しいですよね。ネイリストの場合、お客様の希望のアートも作りやすく、さらにセルフネイルにもぴったり!
今回は、型として「シリコンモールド(シリコン型)」を使ってネイルパーツを手作りする方法についてわかりやすくご紹介します。
準備からコツ、注意点まで押さえておけば、ネイルの幅がぐっと広がりますよ。ぜひお役立てくださいね。
<シリコンモールドで作る方法がおすすめ!>

ネイルパーツを作る簡単な方法のひとつが、シリコンモールドです。
シリコンモールドとは、柔らかいシリコン素材でできた凹型の型(モールド)で、リボンやハート・お花などさまざまな形が市販されています。
もともとはお菓子作りや、アクセサリーを作るパーツのレジンなどで使用する型でしたが、最近ではネイル用の小型モールドもたくさん販売されています。
アマゾンなどのサイトをはじめ、ネイルショップ、百均ショップのレジンコーナーやユザワヤなどのDIY手芸ショップなどでも手軽に購入できますよ♪
ネイル用が売っていない場合は、アクセサリーパーツ用の一番小さいサイズを選びましょう。

この型に、自分の好きなカラーのジェルやレジンを流し込んで硬化させると、型通りの立体パーツが簡単にできあがります。
<メリット>
■型さえ用意すれば、手早く均一の形でパーツが作れる
■自分好みの色・素材で作れるため、好みのデザインが探しにくい時や「他の人と被りたくない」ときにも◎
■型は繰り返し使えるものが多く、コスパ良し♪
■ジェルとライトさえあれば、いくらでも作れるので人気パーツでも品切れなし!
[準備するものと基本の作り方]
◆準備するもの
・シリコンモールド(好きなモチーフ)
・カラージェルまたはクリアジェル(レジンでも可)
・LED/UVライト
・ジェル筆(スクエア筆・ラウンド筆)やスパチュラ(はみ出しを整える用)
・ニッパーやピンセット(取り出し・整形用)
◆基本の作り方
シリコンモールドをエタノールなどで消毒し、ほこりや油分がない状態にする
好みのカラージェルを筆等で少量とり、モールドの凹部分に流し入れる
アート用の細筆などで、細かい部分や端の隙間にジェルが行き渡るように整える。
モールドからジェルがはみ出していないか確認し、ライトで硬化。
※厚みがあるときは時間を長めに。
完全に硬化したら、シリコンモールドからパーツをそっと押し出して取り出す。
必要に応じてパーツの形を整えたり、爪への装着準備をする。
※湾曲(カーブ)をつけるなら硬化後すぐに行いましょう。
<きれいに仕上げるためのコツと注意点>

型と材料さえあれば「流して固めて取り出す」ので簡単なモールドパーツ♪
しかし気泡だらけの仕上がりだったり、しっかり中まで固まっていなかったり、ぼこぼこして使いにくかったりと、思うようにいかないことも……。
ここでは、実際にきれいに仕上げるためのコツと注意点を見ていきましょう。
[気泡が入ってしまう/型に隙間ができる]
型にジェルを流し込んだ際に、底や細かい凹部分に空気が残ってしまうことがあります。
仕上がりの底面や細部に「ぷつっ」と気泡跡が残ることで、不透明な仕上がりになりやすいです。
◆ポイントとコツ
型に少量ずつ流し入れて、最初に薄く底にジェルを塗るようにしてから残りを追い入れする。
流した直後に細いブラシまたはピンセットで軽く空気を逃がしてあげる。
硬化前に拡大鏡や明るい場所で気泡の有無をチェックする。
[硬化不良・中が柔らかい]
厚みのあるパーツを作る場合、通常の硬化時間では中までしっかり固まらず、後から押すと柔らかい、または割れて中からジェルが出てくる…ということがあります。
◆ポイントとコツ
厚みを出すデザインの場合は、通常より長めにLED/UVライトを照射。
カラージェルではなくパーツ用の粘度高めジェルを使用するか、混ぜてみるのもおすすめ。
硬化直後では見た目「固まった」ように見えていても、少し時間をおいてから取り出す
[はみ出し・型から溢れる]
型のふちからジェルが溢れてしまうと、取り出した後に余分な薄片が残ったり、形が崩れたりして仕上がりが粗く見えてしまいます。
◆ポイントとコツ
ブラシで流し入れるとき、必要量を少しずつ入れて、溢れそうなときはスパチュラ・ブラシで余分を取り除く。
型のサイズ・深さを把握しておく。深い型にはジェルを入れすぎない。
硬化後、パーツを取り出したらニッパーやファイルで余分な部分を整える
<手作りパーツの取れにくい付け方>

手作りパーツは、硬化方法や固まった具合によって、市販のパーツより付けにくいという場合も。そんな際のポイントをご紹介します。
爪の下準備をしっかり行う:表面の油分やホコリを拭き取り、サンディングで軽く削って密着力を高めます。
ベースジェルを塗って硬化:土台を整えることで、パーツが安定して付きやすくなります。
パーツの裏にクリアジェルをのせる:粘度の高いビルダージェルを使うと、より強力に密着します。
爪のカーブに合わせて装着:空気が入らないように軽く押さえながら密着させましょう。
周囲をジェルで囲む:パーツの周りをクリアジェルでしっかり埋めてから硬化します。細筆などで隙間にジェルを塗布するのも◎
トップジェルで全体をコーティング:仕上げに全体を覆うことで、パーツが取れにくくツヤもキープできます。
<まとめ>
今回はネイルパーツをシリコンモールドで簡単に手作りする方法やポイント、コツなどを詳しく解説していきました。
自分の好きなカラー・デザインで“自分だけのパーツ”を作ってみることで、ネイルの楽しみが広がりますね。
ぜひ、好きなパーツを自分で作ってみてくださいね。
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