マニキュアより長持ちで丈夫なジェルネイル。どんな種類があるの?
以前はネイルサロンに行けばマニキュア、スカルプチャーなどの施術が主流だった時代ですが、この10年程はジェルネイルが主流になってきました。
学生さんから主婦の方まで幅広い層に好まれるようになったネイルアート。
マニキュアとジェル、見た目は同じようですがその違いはご存知ですか?
マニュキュアとジェルの違いやハードジェルとソフトジェルの違いについて、紹介させていただきます。
まず、知っておきたいジェルネイルの基本知識
ジェルネイルとは「ジェル」という合成樹脂が、ジェル専用のLEDライト(UVライト)に当てることによって、硬化させることで固まり、出来上がるネイルのことです。
最近では手軽にネットなどでセルフキットも販売されているため、誰でも自宅で簡単に施術することができるようになりました。
ジェルネイルの持続期間は、ハンドは約3〜4週間ほどと言われています。
フットジェルネイルの場合は、手よりも伸びる周期も遅いですし、痛みも少ないので約1カ月半〜2カ月ほど持つとされています。
但し、注意して頂きたいのは長持ちするからと言って長期間放置しないこと!!
見た目は綺麗でもリフト(中浮き)し、中に水分が入ることによってカビが生える病気になったり、過度の長爪で深くから折れて出血する、なんてことなりかねません。
セルフネイルも増えてはいますが、基礎だけはしっかりと理解しておかないと、トラブルなりかねません。
主にジェルは、ベースジェル・カラージェル・トップジェルの3層で成り立ちます。
そこにアートを施すことで無限のネイルアートになります。
きちんと理解しておきたいジェルとマニキュアの違い
そもそも、マニュキュアとジェルネイルの違いは何でしょうか?
マニキュアは誰でも気軽に塗れます!
道具もカラーポリッシュ、ベースコートとトップコートがあれば十分。上から簡単なシールやストーンをつけてデコレーションも楽します。
しかし施術後に乾き時間が発生してしまうのと、どうしてもカラーやデザインの種類が限られてしまいます。
持ちの面でも長持ちするわけでなく、せいぜい1〜2週間くらいでしょうか、先端からハゲ始めます。
せっかく綺麗に塗ったのに、乾く前にぶつけてしまって台無し…ということもしばしば…。
メリットとしては除光液ですぐに落とせるので短期間しか出来ない方や、カラーをすぐに変えたいなど手軽にネイルを楽しめます。
それに比べて、
ジェルネイルはUVライトや下準備の処理、筆やカラージェルなどの道具を要しますが
スカルプチャーに比べると施術時間も短く、爪への負担も最小限です。
さらにUVライトで硬化するので乾き時間などの待ち時間が発生せず、施術完了後にはすぐに手が使えるようになります。
これなら忙しい主婦の方にもピッタリですね♪
持ちも4週間〜1ヶ月ほど。
ジェル施術は臭いもないので、周りの環境も気にしなくていいですし、そして多種多様なデザインが楽しめるので需要が広がりました。
用途に合わせて、マニキュアとジェルネイルは使い分けている人が多いと思います☆
ジェルには2種類があります!!そこを押さえて使い分け
ジェルネイルは、大きく分けると2つに分類されます。
それがソフトジェルとハードジェルになります。
ここからはその違いを比較していきたいと思います。
〈ハードジェル〉
ジェルネイルでも最初に誕生したのがハードジェルです。
特徴は固さと艶感があります。
ただ、ハードジェルはアセトンに反応しないので、オフする時にはどうしても削り落とす方法しか無いため、自爪を痛めてしまうデメリットが……
なので、毎回続けていると自爪が薄くなってししまうリスクがあります。
そこで用途によって使い分けることをおすすめします。
現在ハードジェルは最後の仕上げに使用するトップジェルとして利用するサロンが多いです。
アートを保護してくれる強度といつまでも長持ちする艶の利点を生かしています。
〈ソフトジェル〉
ソークオフジェルとも呼ばれいます。
現在ネイルサロンではこちらが主流です。
一番の特徴はリムーバーで簡単にオフできるという点です。
柔軟性があって折れにくく、少しなら長さだしも出来るので保護や補強としても使えます。
硬化させるまでは自由にカラーを扱うことができ、色を混ぜて使うこともできるのでオリジナルカラーを作ることが可能です。
ジェル上にフラットアートや3D、ラメストーンなどのせることが出来ますのでデザインの幅が広がります。