【ネイルサロンをオアシスに】真夏のサロンワークと、お客様対応やサロンづくり
<【ネイルサロンをオアシスに】真夏のサロンワークと、お客様対応やサロンづくり>
7月、8月、9月と日本の夏は「とにかく暑い!」。
地域によっては避暑地のように涼しい場所はあるといえども、夏になると暑すぎる地域がほとんど!
ネイルサロンにとって、暑さはお客様の足が遠のく「閑散期」になりうる季節でもあります。
しかし人の爪は伸びるし、夏こそ可愛いネイルがしたい人も多いはず。
暑い日でも、オアシスのようなサロンづくりができれば、お客様は楽しく通ってくださいます。
今回は、真夏のネイルサロンワークに使える、暑い日の対応やおもてなしなどサロンづくりを徹底解説していきます!
<暑い夏も快適なサロンづくりを>
ネイルサロンに通うお客様は、ジェルネイルで3週間〜1ヶ月、マニキュアで2〜3週間の間隔で来店される方が多いですよね。
1年を通して、決まった頃に毎月来店してもらえるのはネイリストとしても最高に嬉しいこと。
しかし猛暑となる日本の夏場は、お客様もネイルサロンに通うのはひと苦労。
車で通ったり(駐車場が必要)、家と駅からすぐだったりと、好条件なサロンだと快適ですが、そんな場所ばかりではありませんよね……。
5分炎天下を歩くだけでも辛い、この夏。
サロン内で徹底対策をしてみましょう!
「サロンにいる間は、まるでオアシスのように気持ちよく施術を受けられる」を目標に、毎日のサロンワークを見返して”夏バージョン”に変えていきましょう。
<夏のネイルサロンでのおすすめは?>
[お客様が来店したら]
暑い日中に来店したばかりのお客さまは、汗が止まらない人もいるかもしれません。
店内は冷房で涼しくても、しばらくは火照ってしまう経験、ありますよね……。
そこで、まずおすすめなのが、「冷たいおしぼり」です。
通常サロンでは、タオルウォーマーでホットタオル(おしぼり)は用意していますが、冷たいおしぼりはないことが多いかもしれません。
冷蔵庫に入れて冷たくしておいたり、冷水にサッとくぐらせて冷やしたりと、なるべく冷たいおしぼりを作っておきましょう。
カウンセリング時や、席についてもらったひとときに、冷たいおしぼりが心地よい癒しをくれます。
また、扇風機やサーキュレーターを直接お客様に当てたいところですが、ネイルオフ時にダストが飛ぶなど施術に大変邪魔になります。
例えばミニファンを、各ネイルデスクに置いてそれぞれお客様に自由に使ってもらうのもよいでしょう。
手元に風が当たらないようにだけ注意してください。
[施術中のホットタオルは3回に分けて]
冷たいおしぼりとは別に、ホットタオル(温かなおしぼり)は、油分水分をしっかり拭ってくれるほか、オフ後や仕上げにさっぱりとするネイル必需品です。
通常は、ひとりのお客様に対して1〜2枚使用することが多いですが、夏場は3回に分けて使用するのがおすすめです。
●施術前
●オフ後
●仕上がり
1枚目は施術前にホットタオルでしっかり掌や指の間、爪などをしっかり拭いて手を洗う代わりにします。
2枚目はオフ後ジェルを塗布する前。手についたダストやアセトンなどもきれいにさっぱり拭えます。
3枚目は、ネイルが完成して仕上がりのオイルを塗る前が、おすすめのホットタオルタイムです。
長時間座るので、冷房で冷えた体もホッとします。
タオルの洗濯は大変(!)ですが、省略せずに行うことでお客様が「気持ちいい」と言ってくれるサロンづくりへとつながります。
時短のためにホットタオル自体を省く店舗がある中、ホットタオルサービスひとつで、長く通ってくださるお客様が多いのも事実なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
[冷たいお飲み物]
ネイルサロンでお飲み物が出ると嬉しいですよね。
アートによっては2〜3時間かかることもあり、座りっぱなしのネイル施術には必需品といえるでしょう。
夏場は冷たい飲み物が喜ばれます。
しかし氷をいれると、数時間座るネイルサロンでは味が薄くなりがちです。
おすすめは、紙パックのアイスティーやカフェオレ、お茶など。
紙パック容器はストローもついており、使いやすくダストなども入りにくいので清潔。
他にも野菜ジュースや果物100%ジュースなどのようなヘルシードリンクは喜ばれること間違いなしです。
最近流行の美酢(みちょ)ドリンクも紙パックで販売されています。
さっぱりした飲み物を3種類ほど用意しておいて、その中から選択できるとさらによいですね。
[目や鼻でも感じる爽やかさ]
サロン内に爽やかさをプラスしてみるのはいかがですか?
ミントやオレンジ、ベルガモット、グレープフルーツなどの爽やかなエッセンシャルオイルをアロマポットで薫らせると、来店するお客様も働くネイリストもいい気分♪
また、お香の場合は、ウッド系がおすすめ。
お香の煙は匂いが衣服につきやすいので、軽く遠くで炊いて香らせる程度で十分です。
そして、観葉植物も、夏場の暑さを爽やかにしてくれます。
グリーンは目にも優しくてリラックス効果も期待でき、ナチュラルな雰囲気はどんなインテリアにもぴったりです。
夏場は特に、ゴチャゴチャしたお部屋よりも涼しげに見える工夫をしてみるのも良いでしょう。
<夏場のネイル施術中に気をつけたいこと>
施術中、夏場はほかの季節以上に気をつけたいポイントもあります。
店内は冷房で涼しいものの、いつもより顔や髪を触ってしまいがち。夏はリフト(浮き)が多い時期でもあります。
皮脂や水分、汚れが残ったままになると、ネイルのリフトにつながるので注意が必要です。
ジェルを塗布する前のエタノールや専用リムーバーで油分・水分除去のタイミングは、なるべく直前に行いましょう。
特に手汗の多いお客様の場合、甘皮周りやサイドなど小さくカットしたキッチンペーパーやコットンなどを用意しておいて、その都度拭いてあげるだけでも大きく違います。
気にしないで貰うのが1番のポイントですが、リフトしやすい事は伝えておきましょう。
手が熱くなっている場合は、冷たくしぼったおしぼりを 手のひらに入れてあげると気持ち良いです。
フットネイルの場合は、足元にバスタオルなど吸水性のあるものを敷くとお客様も気持ちよく快適に。
また、人によっては冷房が寒いと感じる女性も多くいます。
冷房を調整できない環境の場合、ブランケットを用意したり、ホットや常温ドリンクも用意すると、なお良いでしょう。
<まとめ>
今回は、真夏のネイルサロンワークに使える、暑い日の対応やおもてなしなどサロンづくりを徹底解説していきました。
ネイルサロンだけでなく、自宅サロンやレンタルサロンでもぜひ使っていただきたいアイデアばかりです♪
暑い夏を快適で、まるでオアシスのようなネイルタイムをお客様に過ごしてもらいましょう!
そして、ネイリストの休養や水分補給も大切です。
まだまだ暑い夏が続きますが、工夫しながら乗り越えていきましょうね。
ネイル専用レンタルサロンMon-Reve(モンレーブ)は、プロのネイリストから出張ネイリストさんなど、ネイル業界に携わる全ての人にご利用していただけます。
ホワイトで統一されたインテリアと内装は、夏場のサロンにもぴったりです。
ぜひ横浜や川崎、関東にお住まいで気になった方は、ご連絡お待ちしております。
お問い合わせもお気軽にしてくださいね♪
Comentarios