似たもの同士!ジェルネイルとマニュキュアの違いをはっきりさせよう!
現在ネイルの主流となっているものは「ジェルネイル」というものです。
ジェルネイルは特に10代から30代にかけて特に支持されています。
このサイトを訪れた方はマニュキュアとジェルネイルという似たもの同士の違いについて知りたいのではないでしょうか。
というわけで今回は2つの違いをじっくりとチェックしていきましょう。
ジェルネイルは長持ちする丈夫なネイルの一種
ネイルには手軽に貼り付けられるネイルチップや、化学的に成型するアクリルスカルプチェアなど色々なものがあります。
中でもネイルサロンにおいて良く採用されているのがジェルネイル。
ジェルネイルはアクリル系の樹脂によってネイルを作る手法で、ハードジェルとソフトジェルの2種類があります。
どちらも爪の上に塗りながら形を整えていくタイプのネイルです。
アクリル樹脂は紫外線をあてると硬化するという性質があるので、最終的に専用の紫外線ライト(UVライト)を照射してネイルを固めていきます。
ハードジェルは硬く、ソフトジェルは自爪のように柔らかいという特徴をもっています。
除去の方法はハードジェルの場合は削り、ソフトジェルの場合はアセトンを含んだ液を塗って外していく形です。
強く貼り付けることができるので、2〜3週間は保たせることが可能となっています。
また何より見栄えが良いですね。
ジェルネイルの澄んだ光沢や滑らかさは他のネイルには出せないものといえるかもしれません。
ジェルネイルとマニュキュアはとっても似ているけど少し違うもの
ジェルネイルとマニュキュアは似ていますが明確に区別できます。
まずはジェルネイルの原料からみていきましょう。
ジェルネイルの原料は「アクリル樹脂」というものです。
樹脂というのは簡単にいうと「植物から採れる油っぽいもの」で、天然のゴムやウルシなどが樹脂の仲間です。
ではアクリルとは何かというと、これはプラスチック(合成樹脂)のことだったりします。
いわば「石油から作った樹脂のような性質をもつもの」をアクリル樹脂と呼ぶのです。
アクリル樹脂にも色々と種類があるのですが、中でもジェルネイルで使われているのが「光硬化性樹脂」というもの。
光硬化性樹脂というと難しそうな印象を受けるかもしれませんが、その意味はそのまま「光で硬化する樹脂」でしかありません。
これは模型制作やアクセサリー制作でよく使われていたりします。
最近流行っているレジンのアクセサリーなども実はこの樹脂で作られていることがほとんど。
というかレジンというのは樹脂を意味する言葉だったりします。
マニュキュアの原料は合成樹脂を有機溶剤に溶かしたものです。
有機溶剤というのは水に溶けないようなものを溶かす液体でガソリンやアセトンがその仲間。
硬化は紫外線ではなく有機溶剤の蒸発によって行われるので、ちゃんと定着するまで少し時間がかかります。
またジェルネイルよりも強度は弱いといえるでしょう。
どちらも似たもの同士ではありますが、より丈夫なのがジェルネイルと考えておけば間違いありません。
ジェルネイルのメリットとデメリットを確認しておこう
ジェルネイルの一番のメリットとしては持ちの良さをあげることができます。
2〜3週間もネイルをつけていて良いわけですから、マニュキュアとは比較にならないほど良く持つといえるでしょう。
また樹脂でしっかりと固まるのでデコレーションのためのパーツも取れにくく、長い間美しい姿を保ってくれます。
パーツが取れにくいという特性をもっているので飾り付けのバリエーションが広いというのも嬉しい点です。
あまり色んなパーツを使ってしまうと日常生活に支障が出てしまいますが、これまでのネイルではできなかった豪華なものに仕上げることができるでしょう。
デメリットは取扱いにきちんと知識が必要になること。
長い間つけることになる場合は爪の間に雑菌が繁殖する可能性もあるので、事前にしっかりと手の消毒をしなければいけません。
また外す際にはハードジェルなら爪を削ることになりますし、ソフトジェルの場合も除光液を使うため爪にダメージが入りやすいといったリスクもあります。
その為、ジェルネイルは自宅で個人がやるものより、専門の知識を持ったネイリストに施術してもらった方が良いのです。
オフする時は自分でやってしまう。という人もいますが、オフする際に自爪を傷つけてしまうということもあります。
施術をする際は、オフする時の注意点を説明し、可能なかぎりサロンでオフすることをオススメした方がよいでしょう。