HEMAフリーとは?アレルギー対応のジェルネイルについて解説!
- オーナー
- 5月30日
- 読了時間: 5分

<HEMAフリーとは?アレルギー対応のジェルネイルについて解説!>
ツヤと清潔感、おしゃれを演出できて楽しいジェルネイル。
夏になればフットネイルも楽しめて、今や定番として毎月ネイルサロンやセルフでネイルする方も多い時代です。
そんななかでも、「ネイルをしたあとにかゆくなった」「肌が赤くなってしまった」という経験がある方もいるかもしれません。
ジェルネイルは、さまざまな成分で成り立っていますが、その中でも「HEMA(ヘマ)」という成分は、アレルギーの原因になることがあると言われています。
近年では、HEMAを使っていない「HEMAフリー」のジェルネイルも増え、気にする方には嬉しい限りですよね。
そこで今回は、HEMAってなに?から、HEMAフリーのメリットや、ジェルネイルの選び方まで、わかりやすく解説します。
※アレルギーの原因はさまざまなため、HEMAであるとは限りません。「HEMAフリーだから肌に優しい」「HEMAフリーだから安心」といった示唆は本記事にはありませんのでご理解の上、参考にしてください。 |
<HEMAとは?>

HEMA(ヘマ)とは、「ヒドロキシエチルメタクリレート」というアクリル系モノマー成分の一種を指します。
ジェルネイルや一部のネイル用品に使われ、硬化性や密着性を高めるために添加される成分です。
とても便利な成分であるいっぽう、人によっては刺激性や感作性をともない肌に合わないことがあるのです。
特にジェルが完全に固まる前に(未硬化)皮膚に触れてしまうと、肌が赤くなったり、かゆくなったりする場合があります。
ジェルネイルだけでなく、アクリルネイルや歯科材料、接着剤などでも使用される素材です。
ただ、すべての人にアレルギーが出るわけではありません。
さらに、皮膚に触れないなどの適切な施術によってリスクを防ぐことにもつながります。
<「HEMAフリー」のメリット>

HEMAフリーのジェルネイル製品は、HEMAを含まずに開発されたもので、アレルギーのリスクを低減することを目的としています。
これらの製品は、アレルギーの原因となりやすい成分を排除し、敏感肌の方やそういった体質の方でも使用しやすいように作られています。
HEMAフリーのメリットは、これまでHEMAによってかゆみや赤みがあった人もジェルネイルを楽しめる、という点です。
また、HEMAフリーのジェルネイルは、専門のネイルサロンだけでなく、自宅でセルフネイルする人にも人気となっています。
これまでHEMA成分でかゆくなったり赤くなったりしていた人には、HEMAフリーはうれしいジェル製品です。
ただし、HEMAフリーであっても、アレルギー体質の方は念のために使用前にはパッチテストを行うことが推奨されます。
<敏感肌さん必見!ジェルネイルの選び方のコツ>
敏感肌やネイル時にかゆみなどを感じたことがある場合、製品選びから気をつけると良いです。
ここでは、肌に合ったジェルネイルを選ぶためのポイントをまとめてみました。
[成分表示をチェック]
ジェルネイル製品には、パッケージや公式サイトなどで使われている成分が表記してあります。
「HEMA」や「メタクリル酸2-ヒドロキシエチル」と書かれていないのがHEMAフリーとなります。
最近ではわかりやすく「HEMAフリー」と書かれている製品も増えてきました。
[信頼できるメーカー・ブランドを選ぶ]
知名度のあるネイルブランドや、口コミで評価の高い商品を選ぶのもポイント。
成分の管理がわかりやすいので安心して購入できますね。
ちなみにHEMAフリーのジェルメーカーは、
・グレースジェル
・ネイルパフェ
・Melty Gel
などが挙げられます。
[パッチテストをしてみる]
初めて使うジェルは、すぐに全体に塗るのではなく、少量を腕の内側などに塗って、肌の様子を見てみましょう。
24時間〜48時間ほど様子を見ると、異常がないか確認できます。
ただしアレルギー症状などが出た場合は、速やかに医療機関の受診を忘れずに。
<HEMAフリーでも気をつけたい!使う前にできる対策>

HEMAフリーだけでなく、他の成分でも肌に合わないことはあります。
だからこそ、以下のような工夫でさらに安心してネイルを楽しみましょう!
[ジェルは肌につけないように注意]
ジェルが爪のまわりの皮膚につかないように、丁寧に塗布しましょう。
未硬化のジェル(固まる前のジェル)が肌に触れると、トラブルの原因になることがあります。しっかり硬化し、施術中の未硬化ジェルのある表面は触れないように注意しましょう。筆やフタなど、ベタベタしやすい部分も気をつけて常に綺麗に拭き取るのがポイント。
[保湿をしっかり行う]
乾燥していると肌が敏感になりやすいため、ネイルの後はハンドクリームなどでしっかり保湿することも大切です。
手洗い、消毒、保湿の順に行いましょう。
お客様施術の場合は、仕上げにホットタオルでハンド全体をしっかり拭いてから、保湿してください。
[正しく使うこと]
ジェルネイルの硬化時間や使用方法を守ることで、安全に楽しむことができます。
爪以外には使わない、必要以上に乗せない、爪の裏に塗布しないなどが挙げられます。
特にカラージェルは濃い色を乗せすぎて硬化しづらいこともあるので適量を乗せながら硬化していきましょう。
<まとめ>
ジェルネイルは、おしゃれを楽しむのにぴったりなアイテムですが、人によっては肌に合わないこともあります。特に「HEMA」という成分は、アレルギーの原因になることがあるため、心配な方は「HEMAフリー」の製品を選ぶと安心です。
最近では、敏感肌向けに作られたジェルネイル商品もたくさん出てきています。ただし、HEMAフリーであっても、肌に合うかどうかは人それぞれ。
ネイルを安全に楽しむために、成分や使い方にも気をつけながら安心できるアイテムで、もっと楽しく、自分らしいネイルライフを過ごしてみてくださいね。
ネイル専用レンタルサロンMon-Reve(モンレーブ)は、ジェルネイルを極めるネイリストさんやネイル業界を目指す学生さん、そしてジェルネイルを楽しみたいセルフネイラーさんまでご利用いただけます。
横浜や川崎、関東で興味を持たれた方は、ぜひお気軽に問い合わせください。
Comments