【秋の定番人気ネイル!】琥珀ネイル・べっ甲ネイルを徹底解説♪簡単なニュアンスづくりの方法も
<【秋の定番人気ネイル!】琥珀ネイル・べっ甲ネイルを徹底解説♪簡単なニュアンスづくりの方法も>
秋の定番であり女性の憧れデザインのひとつ、琥珀ネイルとべっ甲ネイル。
季節が涼しく秋色に染まってくると、毎年選びたくなる人気のデザインでもあります。
ネイルサロンでも大人気のデザインで、年齢や肌の色を問わず手肌を美しく見せてくれるパーフェクトなデザインなんです。
まるで洗練された宝石のような琥珀ネイル・べっ甲ネイル。
今回はそんな人気デザインに注目して解説していきましょう!
<琥珀ネイル・べっ甲ネイルとは?>
[琥珀ネイルとは]
太古の宝石ともいわれる琥珀とは、数千万年から数億年前に地上に生えていた樹木の「樹脂の化石」です。
長い長い年月をかけ、土や砂、石などに埋もれ化石化した希少な宝石。
飴色でリキッドのような透明感に、濃いブラックやブラウンのゆらゆらとした模様が入っているのが特徴。
その美しさから指輪やネックレスなどさまざまな宝飾品に使用され愛されてきました。
そんな琥珀の模様や質感をモチーフにネイルデザインにしたのが、琥珀ネイルです。
また、琥珀の石言葉には、「抱擁」「長寿」「繁栄」「活性」「しあわせを贈る」というすばらしく縁起の良い言葉があります。実はハッピーネイルなんです!
サロン施術の際にはお客様にお伝えすると、喜んでもらえるかもしれませんね。
[べっ甲ネイルとは]
木など植物に属する琥珀と違って、動物に属する宝石であるべっ甲。
べっ甲は、熱帯に住むウミガメの一種“タイマイ” の甲羅を加工したものです。
べっ甲技術の歴史は古く、中国で6世紀の末ごろから始まったとされています。
日本に伝わったのは、なんと1300年前の飛鳥時代!
歴史上でも有名な小野妹子が隋(現在の中国西安市)より持ち帰ったそうです。
江戸時代にはかんざしや笄(こうがい)などの高級髪飾りとして女性たちの憧れの装飾品でした。
イエローがかった飴色に濃いブラウン〜ブラックの模様が印象的なべっ甲。
なんとも言えないその美しさから「海の宝石」と呼ばれ、今でも高価で貴重な装飾品となっています。
べっ甲ネイルはそんな模様の雰囲気を生かしたデザインです。
1992年以降、ワシントン条約にてタイマイは貿易が禁止となっているため、現在では輸入前に確保した材料のみで製造しているんだそう。
年々、希少性が高まっているのもうなづけます。
<琥珀ネイル・べっ甲ネイルの簡単なつくりかた>
よく見分けがつかず、ごっちゃにされがちな琥珀ネイルとべっ甲ネイルですが、ネイルにするとなんとなく雰囲気は似ていますが別デザインです。
コツは、模様の付け方が少し違うのでここでご紹介していきましょう。
※ここでのやり方は、あくまでも一例です
[琥珀ネイル]
琥珀ネイルの特徴は、蜂蜜を凝縮したようなアンバー色!
この色をつけているだけでも琥珀ネイルになっちゃうほどです。
実際の琥珀は、グリーンやレッド、ブルーなどの種類もあるようですが、「琥珀ネイル」をするならこの独特の美しいアンバー色は押さえておきましょう。
・オレンジブラウンをぐっと透明にした混じり気のないアンバー色を、ベースに薄く塗布→硬化
・クリアジェルを一層塗布→硬化
・黒またはこげ茶(グレーみではなく赤みがある茶系がベスト)で、くの字をイメージして点またはラインを幅を取りながら置くように描く→まだ硬化しない
・クリアジェルを薄く取って、先程の黒やこげ茶をぼかしていく→硬化
・ぼかし方は、大理石ネイルのようなイメージでOK
コツは黒・こげ茶は薄くゆらゆらしたニュアンスになるようにぼかすのがよいでしょう。
この作業を二回くらい繰り返すと、奥行きのある琥珀ネイルになります。
[べっ甲ネイル]
べっ甲ネイルの特徴としては、ベースカラーを琥珀ネイルのアンバー色より少し黄色みをいれて使用するのがポイント。
しかし、アンバーでもしっかりべっ甲ネイルになります。
・イエローブラウンをぐっと透明にした混じり気のない色を、ベースに薄く塗布→硬化
・クリアジェルを一層塗布→硬化
・黒またはこげ茶(グレーみではなく赤みがある茶系がベスト)で、くの字をイメージして大きめの点を幅を取りながら置く→まだ硬化しない
・クリアジェルを薄く取って、先程の黒やこげ茶をぼかしていく→硬化
・ぼかし方は、置いた黒丸の周りをふわふわとぼかすイメージで、中心の黒はくずさないように
・空いたところは黒・こげ茶の丸をぽんぽんおいて、フチをぼかしつなげるイメージで
琥珀ネイルと違うのは、模様の入れ方です。
ゆらゆらした線のような琥珀模様と違って、べっ甲は黒やこげ茶が円形模様でしっかり入るのがポイントです。
<琥珀ネイル・べっ甲ネイルのおすすめスタイル>
10本の爪を全て、ベーシックに琥珀またはべっ甲ネイルにするのももちろんかわいい♪
他にもアレンジとしておすすめのスタイルをご紹介します。試してみてくださいね。
[アクセントに]
琥珀ネイルやべっ甲ネイルは、宝石のように一本の指にだけデザインをあしらうアクセントアートにも向いています。
他の指は、ブラックやワインボルドーなど深い色味のワンカラーでアクセントとして1〜2本琥珀・べっ甲デザインを差し込むだけでゴージャスな雰囲気に。
反対にベージュやダスティピンクなどの肌なじみの良いワンカラーに差し込むことで、オフィスでも使えるセンス抜群なシンプルネイルに仕上がります。
[他のアートと組み合わせても◎]
琥珀ネイル・べっ甲ネイルは上品で主張しすぎないデザインということもあって他のアートと組み合わせるのもおすすめです。
例えば、金箔(ゴールドホイル)や銀箔などをアートの途中で入れながらジェルを重ねていくと奥行き深い“和の宝石”のような質感に!
またラメやグリッター、シェルパーツ、ビジューパーツとも相性がよいでしょう。
ゴールドラメでスキニーフレンチを施したりグリッターを表面にかけたり、お好みのアートと組み合わせてみてくださいね♪
<まとめ>
今回は琥珀ネイル・べっ甲ネイルに注目して解説していきました!
落ち着きの中にも洗練された美しさを誇る琥珀ネイル・べっ甲ネイル。
コツを掴むと意外にも簡単に作れるニュアンスデザインです。
ぜひ、この秋試してみてくださいね!
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