【弱爪の味方】自爪を削らない!?サンディング不要の《ノンサンディングジェル》の魅力
【自爪を削らない!?サンディング不要の《ノンサンディングジェル》の魅力】
今や女性のおしゃれやファッション、身だしなみのひとつといえるほど定番になっているジェルネイル。
爪先が華やかでツヤがあると、気分も上がりますよね。
しかし、そんなジェルネイルは、サンディングなどで案外爪が傷みやすいというイメージもあるのが事実です。
そこで、本記事では自爪を削らないノンサンディングジェルについて、Paragelシルバーライセンス取得保持の著者が、メリットや注意点も踏まえながら、魅力をくわしく解説します。
これまで従来のメーカーのジェルを使用していて、ノンサンディングジェルに移行しようと考えているネイリストさんなど、参考になれば幸いです。
【ノンサンディングジェルとは?】
<従来のジェル>
従来のネイルジェルは、爪に密着させるためにケアやプレパレーション時に、サンディング(自爪にバッファーやファイルで傷を入れ、目に見えない程度の凹凸をつける)していました。
そうすることでジェルの密着度が高くなり、ジェルネイルの持ちがよくなる仕組みです。
現在も有名メーカーなど、多くのサンディングジェルが存在します。
しっかりサンディングしプレパレーションすることで、安心の持ちの長さが特徴です。
ただ、自爪に少なからず負担はかかるものではあり、セルフネイルの場合はサンディングしすぎて爪が傷んだり、ペラペラに薄くなったりなんていうことも少なくありません。
浮きや無理なオフなどで、傷みやすいといえるでしょう。
(※サンディングジェルが、すべてが爪に良くないというわけでは決してありません。)
<ノンサンディングジェルの登場>
そこで登場したのが、ノンサンディングジェルです。
ノンサンディングジェルとは、その名の通りサンディングをしないジェルのこと。
10年くらいと歴史は浅いものの、ここ数年で主流になってきていると言えるほど普及してきました。
先駆けとなったのは、日本のブランドParagel。
爪に負担をかけない、持ちの良い密着度と、施術の時間短縮で瞬く間に人気商品となりました。
以降、さまざまなブランドメーカーからノンサンディングジェルがリリースされます。
ノンサンディングジェル初期は、なかなか浸透が難しく、またプロ仕様のみでさらに値段も割高なため、専門サロンでの使用が主流となっていました。
【ノンサンディングジェルのメリット】
爪をサンディングしないということは、自爪をバッファーやファイルがけをしないということ。
これまでは、サンディングの一手間が、ジェルを長持ちさせる秘訣でしたが、ノンサンディングジェルはそれを一切省きます。
ツルツルの表面に密着させる仕組みなので、健康な爪であればあるほど長持ちします。
ジェルオフ後、プレパレーションは、油分を除去しネイルケアと先端のファイリングだけ。
時間短縮にもなり、使い続けると健康な自爪に導きます。
ジェルで傷んでしまった自爪を、治療するというものではありません。
自爪を削ることなく密着させて、自爪の生え替わりをじっくり守りながら新しく健康な爪へと導きサポートします。
エクステンションをしなくても、自爪を好きな長さに伸ばすことも可能に♪
【塗布や持ちの注意点など】
ノンサンディングジェルは、自爪のつるつるした面に密着させて装着させます。
健康で凸凹のない面にピタッとつくので、傷んだ爪やぼこぼこした爪には密着しにくく浮きやすいという点が挙げられます。(一部ジェルは除く)
その反面、ジェル塗布時の、はみ出しやサイドの塗り漏れや、適度な量で塗れていない場合などリフト(浮き)の原因に。
さらに、密着度の高さが魅力のノンサンディングジェルは、オフにもコツが必要です。
無理に剥がしてしまうと、爪にダメージを与えてしまい逆効果になるので注意!
メーカーによって特性を知るのがポイントといえるでしょう。
しかし、最近では密着度が高くオフしやすいノンサンディングジェルも販売されているので、それぞれのブランドのオフ方法をチェックしてみてください。
プレパレーション時に、塗布するとオフしやすくなるリムーバーもあります(1週間ほどの持ちにおすすめ)ので、使い分けるのも良いですね。
【おすすめのノーサンディングジェル3選】
2024年現在、主流となりつつあるノーサンディングジェル。
数あるジェルの中で、プロネイリストである筆者が使ってみて良かったブランドを3つご紹介していきましょう。
<1. Paragel>
ノンサンディングジェルの先駆け、Paragel。
つるんとした自爪の表面に真空密着し、驚きの持ちの良さと強度を誇ります。
特に優れたベースと、カラー自体の密着度は業界1といえるでしょう。
しかし完全プロ仕様となり、値段も高め。
ベース・トップは数種類あり、目的によって使い分けます。
本来公式ではディプロマや資格がないと使用できない仕組みです。(とはいえ現在はAmazonなどでも購入できるようになっています)
ジェルオフにコツがいるので、使用する場合は公式ホームページなどをチェックしましょう!
<2. シャイニージェル>
有名ジェルメーカーのシャイニージェルにも、ノンサンディングジェルが登場しています。
小さめサイズから販売しており、使いやすいのが特徴。
しっとりした潤い成分と、ジェル自体に抗菌剤Ag+配合されています。
成分が多く含まれているので、使う前の攪拌は必須です。
コツを掴むと、スピーディーなオフが可能なのもうれしいところ♪
ツヤ、強度も優れているリピ確定ジェルです。
<3. SEED RESIN>
Amazonや楽天でもお手頃な価格で、購入しやすいSEED RESIN。
千円代ながら、かなり優秀なジェルです。
ポイントはベースもトップもノンワイプ(仕上げの拭き取りがいらない)だというところ。
さらにツヤも良いです。ベースはミラーネイルにも適しています。
粘度が高く、扱いは上級者向けですが、慣れるとコスパも良いのでおすすめです。
弱点は、トップの強度がやや弱め。
ハードトップジェルと組み合わせて仕上げると◎。
【まとめ】
今回はノンサンディングジェルの魅力についてくわしく解説していきました。
弱爪さんや薄爪さんの味方として、主流になってきているノンサンディングジェル。
コツと特性を理解することで、健康な爪へと導く心強いアイテムです。
サロンワークだけでなく、セルフネイルや爪に悩みを持つ全ての女性におすすめなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ネイル専用レンタルサロンMon-Reve(モンレーブ)は、フリーネイリストからネイル学校生など、ネイル業界に携わる全ての人にご利用していただけます。
サロンワークとして、今回ご紹介したノンサンディングジェルをお試しくださいね♪
横浜や川崎、関東にお住まいで気になった方は、お気軽に問い合わせもお待ちしております。
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